入院の隙間を埋める試み
2011.04.20 Wed
月に1回ある≪服薬教室≫。
お薬のはなし
この病院でよく使われるお薬の一般的な働き
抗精神病薬
抗鬱薬
睡眠薬
抗不安薬
診察を受けるときのポイント
【ポイント1】
「最近どうですか」「体調はどうですか」など、アバウトなことを聞かれたとき、
パッと頭に浮かんだことが、今いちばん気になっていること。
だから、それを話す。
【ポイント2】
「眠れない」とひとことで言っても、状態は人によってさまざま。
どのように眠れないのか、どう眠れるようになりたいのか、それを伝えることが大切
【ポイント3】
気分について聞かれたら、自分の感情を円グラフで表すことを想像する
また、気分の波が激しいようなら、それも伝える。
まとめ
お薬を飲んだ後の変化は自分にしかわからないことです。
だから、これまでに副作用やアレルギー反応が出たお薬があったら、
そのことをまず、医師に伝えなければなりません。
そして、自分にあったお薬を処方してもらうためには、
できるだけ詳しく、自分の体調・気分について医師に伝える必要があります。
医師は、患者さんのお話を聞いて、たくさんある薬の中から、症状に合う薬を選びます。
このとき、これまでに使ったことのないお薬の名前を出して、
「○○という薬はどうですか?」と聞かなくても大丈夫です。
診察になると話したいことを忘れてしまう、という人は
メモを書いて、それを見ながら診察を受けましょう。
そのメモを医師に渡しても構いません。
以上
お薬のはなし
この病院でよく使われるお薬の一般的な働き
抗精神病薬
- 脳の過剰な興奮を抑える
- 幻聴、幻覚を改善する
- 神経過敏、聴覚過敏を改善する
- 考えのまとまりにくさを改善する
- 気分の安定を図る
エビリファイ、コントミン、ジプレキサ、セロクエル、リスペリドン、リントン、レポトミン、ロナセンなど
抗鬱薬
- ゆううつな気分を改善する
- 不安な感じを改善する
- 不快な考えが頭に何度も浮かび、それにこだわって、同じ行動を繰り返してしまう症状を改善する
アナフラニール、アモキサン、サインバルタ、ジェイゾロフト、デジレル、テトラミド、トフラニール、トリブタノール、トレドミン、パキシル、リフレックス、ルボックスなど
睡眠薬
- 寝付きをよくする
- 夜中に目が覚めないようにする
- よく寝た、と感じられるようにする
- 早朝に目が覚めないようにする
サイレース、ドラール、ダルメート、ハルシオン、ベンサリン、マイスリー、ユーロジン、レンドルミンなど
抗不安薬
- 身体や心の緊張を和らげる
- 不安を軽減する
- 気持ちを落ち着かせる
コンスタン、セディール、セニラン、セパゾン、セルシン、デパス、メイラックス、ワイパックスなど
気分安定薬
- 高揚し過ぎた気分を改善する
- 気分の波の安定を図る
- 脳の過剰な興奮を改善する
デパゲンR、ランドセン、リーマス、レキシンなど
診察を受けるときのポイント
【ポイント1】
「最近どうですか」「体調はどうですか」など、アバウトなことを聞かれたとき、
パッと頭に浮かんだことが、今いちばん気になっていること。
だから、それを話す。
【ポイント2】
「眠れない」とひとことで言っても、状態は人によってさまざま。
どのように眠れないのか、どう眠れるようになりたいのか、それを伝えることが大切
【ポイント3】
気分について聞かれたら、自分の感情を円グラフで表すことを想像する
- どの感情が一番大きい面積を占めているか
- 何か思い当たる原因があって、そうなっているのか
- 頓服を飲んだら落ち着くのか
また、気分の波が激しいようなら、それも伝える。
まとめ
お薬を飲んだ後の変化は自分にしかわからないことです。
だから、これまでに副作用やアレルギー反応が出たお薬があったら、
そのことをまず、医師に伝えなければなりません。
そして、自分にあったお薬を処方してもらうためには、
できるだけ詳しく、自分の体調・気分について医師に伝える必要があります。
医師は、患者さんのお話を聞いて、たくさんある薬の中から、症状に合う薬を選びます。
このとき、これまでに使ったことのないお薬の名前を出して、
「○○という薬はどうですか?」と聞かなくても大丈夫です。
診察になると話したいことを忘れてしまう、という人は
メモを書いて、それを見ながら診察を受けましょう。
そのメモを医師に渡しても構いません。
以上
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