忍者ブログ
Admin / Write
入院の隙間を埋める試み
2024.05.20 Mon
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2011.02.20 Sun
 先週末ぐらいから、朝も昼も眠い。夜も眠れる。
気力も湧かない。日記を書く力も出ない。
やる気がないことでさらに不安になる。

「何か」にがんばりたいと思う。
「何かにがんばりたい」と思う。

何にがんばりたいのかわからないし、
いざがんばることを考えると、しんどい。
しんどい。
始める前の、始めようと考える段階で、しんどい。

私は、中学生で「学校に行くのがしんどい」と言い出してから、
しんどいこと、めんどくさいことを排除して生活してきた。
だから、そもそもがんばりかたを身につけていないんじゃないか、と思う。


私は、今こそ、がんばらなければならないんじゃないか?
ここでがんばり始めないと、ずっとこのままなんじゃないだろうか。

それとも、この気力の低下は回復するものなのか。
いつか、私にやる気というのは生まれるのか。
待ってていいのだろうか。

ずっとこのままだったら、私の人生はなんだったんだろうって私がつらい。
でも、がんばれない。
がんばろうとできない。

やる気がわかないのは私のせい?これが病気なのか、それとも私の性質なのか。


私の担当看護師のSさんに話をした。訴えた。
「やる気が出なくてつらい。がんばれない」と。

私はがんばっている、らしい。
食生活を整えることに、今は心も身体も必死なのだそうだ。
3食きちんと摂って、生活を送っていることががんばっているんだそうだ。

今までは過食嘔吐でおこなっていた(かもしれない)ガス抜きをやめている。
だから、今探さなければならないのは、がんばることではなくて、
楽になれること・ガス抜きの方法なのだそうだ。

頭では「ああしなきゃ、こうしなきゃ」
「入院中に…」「退院したら…」と考えてしまうのだろうけれど
心も身体も疲れていて、だからきっとしんどいのだ。

ひとりで生活していくためのことを見越して
仕事のことや将来のことを考えてしまうのだろうけれど、
今はまだそういう時期ではなく、
楽しいと思えることは何なのかを見つけてほしい。

退院後、つらくなったときや苦しいときに、
入院中、あれをやっていたら楽しかったな
と思い出す材料を見つけてほしい。

しんどいのだったら休めばいい。寝てもいい。
やる気はきっと出てくるよ。

と言われたものの、
病気のせいだと思っているものが私からなくならなかったら。
病気の私が私の本質だったら。


そんなことを考えている一週間。
今朝起きて、<やたら眠い>状態から脱したことに気づいた。
(起きてだいたいピンときた)
私は鬱っぽくなると眠くなるので、そこから脱することができたのならありがたい。
しかし、やる気に満ちているわけではない。
まだ、スタート地点にも立っていない。

私の「スタート」は退院から始まるのではないだろうか。
管理された生活の中でなら、普通に食事が摂れることはわかった。
入院生活でこれ以上は改善のしようがない。
日常生活でどう実践していくかが課題。だから、入院していても解決しようがない。
入院生活を続けるのはそのスタートを延ばしているだけのような気がする。
PR
   HOME   
66  65  64  63  62  61  60  59  58  57  56 
カウンター
calendar
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
scedule
忍者ブログ [PR]